ヒロの婚活心理学

【夏帆症候群】全10話まとめ|婚活で「いい人なのに、好きになれない」「結婚が遠い」と感じている30代女性へ

スマホをチェックするロングヘアーの若い女性


婚活迷子・婚活疲れから抜け出すために


お見合いはできるし、仮交際にも進めるなのに、なぜか誰のことも好きになれず、結婚だけが遠ざかっていく。

その原因は、出会う男性の条件や相性だけにあるとは限りません。


「結婚相手としていい人」は分かるのに、「私はこの人と生きたい」が分からない。

そんな婚活の迷いを、リアルラブでは「夏帆症候群」という視点から考えてきました。


村上春樹『夏帆』の主人公に着想を得た「夏帆症候群」とは、周囲の期待を理解し、間違わない選択を重ねてきた人が、結婚という正解のない選択を前に、自分自身の気持ちや欲望に戸惑ってしまう心理状態のことです。


医学的な診断名ではなく、婚活カウンセリングの現場で見えてきた婚活心理を理解するための、リアルラブ独自の呼び名です。


この連載では、そんな女性たちが経験する10の迷い&婚活心理を取り上げました。


どの回から読んでも構いません。

今のあなたにいちばん近い悩みから、読み始めてみてください。


スマホをチェックする若い女性

夏帆症候群|全10話の記事一覧



第1話|「いい子」で育った30代女性は、なぜ婚活迷子になるの?

「私って婚活迷子?」それ“夏帆症候群”かも|婚活疲れを感じ始めた30代女性へ


親や周囲の期待に応え、自分で考えて人生を選んできた。

それなのに婚活では、「私は本当は誰を好きになりたいのだろう」と立ち止まってしまう。


シリーズの出発点は、反抗期がなかった「いい子」の人生です。

自分の気持ちを選ぶことと、周囲にとって正しい選択をすること。


その微妙な違いを婚活心理の中で考えます。


第2話|仮交際3回目になると、なぜ逃げたくなるの?

仮交際3回目の婚活疲れ|いい人なのに、なぜか逃げたくなる


お見合いも最初のデートも楽しかったのに、相手から好意を示されるほど気持ちが重くなる。

そんな経験を繰り返していませんか。


本当に彼から離れたいのか、それとも自分のペースを取り戻したいだけなのか。

交際を終える前に確かめてほしい、親密さと心の距離についての婚活心理の話です。


第3話|何人と会っても「好きになれない」のはなぜ?

婚活で「誰を愛したいのか」で躓く30代後半女性へ|夏帆症候群Ⅲ


条件のいい男性と会っても、気持ちが動かない。

「嫌ではないけれど、好きでもない」という交際が続くと、自分には恋愛感情がないのではと不安になります。


けれども、人を好きになる気持ちは、頭で出す結論ではありません。

見逃してきた小さな感情を取り戻すところから、婚活そのもの&婚活心理を考え直します。


第4話|気遣い上手な女性ほど、なぜお見合いで疲れるの?

婚活&お見合いで「気遣いが上手なスマートな女性」と夏帆症候群Ⅳ


会話を盛り上げ、相手に気を遣い、デートを楽しく終わらせる。

それなのに帰宅すると、どっと疲れてしまう。


気遣いが上手な女性ほど、相手に自分を知ってもらう機会を失っていることがあります。

気まずい沈黙や小さな意見の違いを恐れず、二人で会話をつくるためのヒントを紹介します。


適応力が高く、気遣い上手な方の婚活心理を探ります。


第5話|「子どもが欲しいかわからない」まま、結婚してもいいの?

「子どもが欲しいかわからない」30代半ばの婚活女性へ|夏帆症候群と母になる迷い


結婚したい気持ちはあるのに、子どもについて聞かれると答えられない。

30代半ばという年齢を意識するほど、焦りも大きくなります。


その迷いの奥には、自分が育った家庭や母親の生き方が影響しているかもしれません。

親から受け継いだ家庭像を離れ、二人に合った家族の形を考えます。


これまで不思議に思わなかった、意外な婚活心理に出会うかもしれません。


第6話|失礼なことを言われると、なぜ本音を言えず交際終了してしまうの?

夏帆症候群と「ホンネが言えない」婚活|失礼なことを言われたら、すぐ交際終了していませんか?


相手の一言に傷ついたのに、その場では笑って済ませてしまう。

そして帰宅後、もう会いたくなくなる。


もちろん、尊重してくれない相手からは離れていい。

ただ、気持ちを伝える前に関係を終えてしまうなら、結婚生活に必要な経験を積む機会も失われます。


違いを話し合い、関係を立て直す力について考えます。

婚活心理の深層に触れます。


第7話|自立した30代女性が、なぜ誰も好きになれないの?

夏帆症候群と自立し過ぎた人のワナ|「人の結婚は羨ましくない」のに、なぜ婚活で誰も好きになれないのか


仕事も生活も充実していて、一人でも十分に生きていける。

それでも、誰かと人生を分かち合いたい気持ちはある。


自立していることは、結婚の大きな強みです。

しかし、誰かを必要とすることや、自分から求めることに慣れていなければ、親密な関係はなかなか始まりません。


「欲しがること」へのためらいから婚活心理を考えます。


第8話|親と仲がいいのに、なぜ結婚への一歩が重たいの?

夏帆症候群の娘と、親の影響で婚活が進まない悩み|「罪悪感のない親離れ」を


実家を出て一人暮らしを始めたら、思いのほか解放感があった。

でも、親を寂しくさせているような罪悪感も残っている。


親を大切にすることと、親を安心させる人生を選び続けることは別です。

親を愛したまま、自分の意思で新しい家族をつくるという、本当の意味での親離れを考えます。


第9話|「この人で本当に大丈夫?」と不安で真剣交際に進めないのはなぜ?

【夏帆症候群】30代女性の婚活|不安で真剣交際に進めない理由


結婚に失敗したくないから、相手を慎重に見極めたい。

ところが確かめるほど不安が増え、決断できなくなることがあります。


結婚生活に100%の保証はありません。

大切なのは、問題が起きない相手を探すことよりも、問題が起きたときに二人で話し合い、関係を立て直せるかどうか。


その「関係の回復力」に目を向けます。


第10話・最終回|自分の課題は分かったのに、なぜ婚活で動けないの?

【30代女性の婚活】夏帆症候群⑩・最終回|「自分の課題は分かったのに動けない」あなたへ


自分の問題も婚活心理も理解できた。

過去の交際で何が起きていたのかも分かってきた。


それなのに、次のデートを受ける手が止まっている。

最後に必要なのは、さらに自分を分析することではないのかもしれません。


目の前の相手と会い、膝を交えて、自分の望みを話す。

関係を自分から動かすことが、人生を動かす最初の一歩になります。


花飾りを作る花嫁衣装の女性

この10話で、いちばん伝えたかったこと



「もっといい人がいるかもしれない」


婚活を続けていると、誰もが一度はそう考えるでしょう。

結婚は人生の大きな選択ですから、慎重になるのは当然です。


けれども、何十人と会い、条件を比較し、相手を見極める力を磨いても、それだけでは結婚生活をつくる力にはなりません。

むしろ婚活が長くなるほど、相手を評価することには慣れても、自分から誰かを好きになり、気持ちを伝え、違いを話し合う経験が少なくなってしまうことがあります。


私はこのことが、この婚活心理がずっと気になっていました。


現代の私たちは、相手を選ぶ技術ばかり発達させて、誰かと関係をつくる技術を失いつつあるのではないか。


この10話は、その問いから生まれた連載でもあります。

夏帆症候群から抜け出すとは、何も迷わない人間になることでも、誰とでもうまく付き合える人間になることでもありません。


自分の気持ちを持ったまま、誰かと向き合えるようになることです。


そして結婚とは、完成された二人が出会うことではなく、違う人生を生きてきた二人が、これから一緒に暮らす方法を見つけていくことなのだと思います。


卓上のカラフルなトッピングに包まれた小箱

「いつか結婚したい」から、「私は結婚する」へ



もし、この10話のどこかに自分の姿を見つけたなら、それは婚活を変えるきっかけになるかもしれません。

ただし、自分の問題や婚活心理に気づくだけでは、現実の関係は動きません。



次のお見合いで何を話すのか。

仮交際で違和感が生まれたとき、どう相手に伝えるのか。


真剣交際へ進むとき、何を決め手にするのか。

どういう相手と出会い、どんな結婚生活がしたいと、あなた自身が望んでいるのか。


リアルラブでは、夫婦カウンセラーが実際の婚活に伴走し、こうした一つひとつの場面を一緒に考えます。

大切にしているのは、成婚という結果だけでなく、その先にある結婚生活です。


「いつか結婚できたら」と願い続ける時間を終えて、本気で「私は結婚する」と決めた方へ。

リアルラブに入会して、私たちと一緒に活動を始めませんか。


あなたが自分の人生を選び、誰かと新しい家族をつくっていく。

その道のりに、私たちは本気で伴走します。


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