ヒロの婚活心理学
第1回|「ありのままを愛される奇蹟」──成婚者の声に見る蛙化克服の物語
婚活の現場で「蛙化」を経験するのは、決して珍しいことではありません。
この記事では、ある女性のリアルな体験をもとに、そこから彼女がどう気づき、どう変わり、成婚へとつながったのかを追います。
彼女は自分の“蛙化”だけでなく、相手男性からの“蛙化”も多く経験しました。
心理カウンセリングを受けながら、その過程で掴んだ学びは、きっと同じ悩みを抱える人に響くはずです。
蛙化を繰り返し、自分ばかりが悪いと思っていた日々
30歳を機に婚活を始めた彼女は、1〜2回目のデートで相手の欠点ばかりが気になり、自分からお断りを繰り返していました。
数えきれないお見合いと仮交際を経ても、成婚に至るどころか、関係が続かない。
やがて「相手が悪いのではなく、実は自分に問題があるのかもしれない」と気づき、心理カウンセリングを重視するリアルラブへ入会しました。
心理カウンセリングで知った“認めたくない自分”
隔週1回の心理カウンセリングでは、心の奥に隠していた感情や癖をズバリ指摘される体験が続きました。
本当は認めたくなかった自分のネガティブさや、(外見からは想像できないらしい)自己主張の強さ──。
それらを少しずつ受け入れ始めたものの、まだ好きになれない自分が残っていました。
その間も婚活を続ける中で、仮交際を継続できるようにはなったものの、なぜか今度は相手から交際終了を告げられるケースが増えていきました。
「ありのまま」が怖かったけれど
「一般受けしないと思っているかもしれないけれど、そんな性格を可愛いと言ってくれる人がきっといるよ」
「自分で自分と結婚したいと思えるようになれば大丈夫」
──心理カウンセリングではそう励まされても、彼女の心は半信半疑でした。
ところが、ある男性との出会いが転機となります。
3回目のデートで、彼が自分の健康状態を正直に打ち明け、その誠実な姿勢に心を打たれました。
勇気を出して、これまで隠してきた欠点や不安を伝えたとき、彼から返ってきたのは拒絶ではなく、純粋で温かい反応でした。
「嫌われてもいい」と腹をくくって伝えた正直さが、逆に信頼を生んだのです。
蛙化じゃなくて、“欠点ごと愛される”という奇蹟
交際を重ねるうちに、彼が私の欠点やネガティブさも含めて「可愛い」と受け止めてくれていることがわかりました。
驚きと同時に、「ありのままの自分でいい」という言葉の意味を初めて実感します。
それは単なる理想論ではなく、彼女の身に実際に起きた“奇蹟”でした。
2年半前の婚活プロフィールに書いた「心通じ合う人と一緒に生きたい」という願いが、今まさに現実になったのです。
学び──蛙化を超えるためのヒント
彼女が掴んだ気づきはシンプルで、多くの人に共通します。
「努力して、相手に合わせて完璧に振る舞うのではなく、欠点を含めて正直に伝える勇気こそが関係を育てる」ということです。
婚活での蛙化の裏には「嫌われたくない」という切実な恐れがあります。だからこそ素の自分を見せるのは怖いし、拒絶される不安から心を閉ざしてしまいがちです。
しかし彼女は、その恐れにあえて踏み込みました。
弱さや欠点をさらけ出したとき、彼から返ってきたのは拒絶ではなく「そのままでいい」という温かいメッセージ。
関係の本質は完璧さではなく、不完全さを受け入れ合える勇気にある──それを実感する転換点となったのです。
蛙化を超えるカギは、恐れを消すことではなく、その恐れを抱えながら一歩踏み出すこと。
まさにその瞬間に、二人の信頼と愛情の土台が芽生えます。
(婚活メンター・ひろ)
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婚活中に「自分ばかりが悪いのでは?」と悩んだり、「どうして続かないのだろう」と迷ったときこそ、心理カウンセリングの力が役立ちます。
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