成婚事例
2024/04/01
ありささん(仮名)
私は昨年3月末に前の彼とお別れし、7月からさえさん、ひろさんにお世話になり、婚活を始めました。
IBJでのお見合いも5件ほど経験しましたが、システムから人を探したり(不動産サイトを見ているような気分になった)実際に知らない人と出会って1時間でマルバツを付けなきゃいけないというプロセス自体がストレスで、カウンセリングも本題から逸れてしまうことがしばしばありました。
婚活がつらくなってしまったり上手くいかない原因として「お見合いというしくみがおかしい」と主張するばかりでは自分自身を見つめることから逃げてしまうんじゃないかと指摘されました。
とはいえ、自分の性格や素質に、今の日本のスタンダードな婚活サービスのあり方がフィットしているとは思えず、文句ばかり言っていても仕方がないので、お見合い以外の出会い方ならどうなんだろうと、 フットワークを軽くして参加した山登りイベントで、9月に今お付き合いしている彼と出会うことができました。
彼はまさに「穏やかで、地味で、やさしい」おいしさを持っている人だと思いますが、写真や年収でまず選 ばなくてはいけないお見合いサイトでは、きっとマッチングしなかったと思います。
最初のデートでも、めちゃくちゃに楽しませてくれるということはなく、でもいやな感じではないな~という感じで、本当に地味で穏やかでした。
でも婚活中に感じた「いつお断りされるかわからない緊張感」がまったくなくて、初めから長期的な関係性を築こうとしてくれて、安心感がありました。 (付き合ってみたら、とても面白くて、つまらないなんてとんでもなかった!扉と家の中は、ぜんぜん違った!)
今は、同居する家をいろいろ一緒に探しているところですが、焦らず、無理せず、でもスムーズに進んでいて、心の浮き沈みが減ってきているのを感じます。
出会ってまだ5ヶ月ほどしか経っていませんが、落ち着いてとてもしあわせです。 カウンセリングでは、パートナーシップ以外でも、仕事の悩みや絶縁した父との関係などについてもお話 を聞いてもらいました。 自分の中の「かまってちゃん」、「聞いて聞いてちゃん」をさえさんにも面倒みてもらったことで、すべてを 彼にぶつけることなく進んでいけたこともよかったと思います。
パートナーに求める「条件」とか「好み」は、過去の経験や数多ある情報から「脳」が作り出している幻想だったりすることがあると思います。
心地よさを身体で感じるには、心と身体に広いスペースが必要。自分をいたわってそのスペースを作ること(カウンセリングや休息など、いろいろな方法があると思います)を大切に、これからも「普遍的なおいしさ」を選んで、一歩ずつ楽しんで歩んでいきたいと思っています。
仮名:ありさ
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