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婚活心理学

「結婚できない」超自立女性を卒業する!〜婚活心理学 vol.4

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はじめに:「あなたは大丈夫?」
【今日は、超が付くくらいの自立女性のお話しです。今の時代、女性には強さが求められます。キャリアを築き、経済的に 自立し、バリバリ働く。それは素晴らしいことです。まず最初に伝えたいのは、あなたは間違っていないということです。あなたは受験勉強も就活も努力し、強く生きる道を選んできた。それは、決して否定されるものではありません。でも、その素晴らしい強さが、もしかしたら「結婚できない」理由の一つになっているとしたら、どうでしょう?考えて見たことはありますか?あなたの内面に寄り添いながら、このテーマを深く掘り下げて、「結婚できない私」から卒業し、どのように新しい未来を開いて行ったら良いのか、具体的な改善策をお話しします!】



内容:

第1章:「結婚できない」自立女性の正体とは?

第2章:「結婚できない」自立女性〜5つの理由と改善策

第3章:「結婚できない」自立女性から抜け出すための3つの鍵

第4章:結婚している未来の私」を想い描いて見る

第5章:まとめ〜「結婚できない私を卒業し望む幸せの形手に入れる




第1章:「結婚できない」自立女性の正体とは?


みなさん、ようこそ! 「婚活がうまくいかないのは、男性が頼りないから?」「私に合ういい男がいないから?」そう思う気持ち、よくわかります。
でも、ちょっと待ってください。本当にそれだけでしょうか? もしかすると、あなた自身が気づかないうちに「結婚できない私」を作ってしまっているかもしれません。


「私は仕事も頑張っているし、経済的にも自立している。こんなに頑張ってきたのに、なぜ私だけ結婚できないの?」

この疑問を解く鍵は、現代社会における「男性化する女性のマインド」にあります。


心理学者のC・G・ユングは、人間の心の中には「アニマ(男性の中の女性性)」と「アニムス(女性の中の男性性)」が存在すると述べました。

本来、人はこの両方を持ち、バランスを取ることで人間性を豊かにします。既婚者が成熟して見えるのは、パートナーがこの内なるアニマとアニムスを互いに成長させてくれるからなのです。


しかし、現代社会では、経済的な価値や効率、結果を出すことが最優先され、女性も男性的な能力を求められ、「アニムス(男性性)」を過剰に発達せざるを得ない状況が生まれています。

その結果、次のような特徴が強くなりすぎる傾向があります。


  • 論理的・合理的思考を優先しすぎる(感情を抑える)
  • 競争意識が強くなる(「勝ち負け」や「上下」で人間関係を考える)
  • 独立心が強く、人に頼ることが苦手(なんでも自力で解決しようとする)
  • 他者への依存を拒否し、自己完結することを善とする(自立が美徳)


これらは仕事では武器になりますが、パートナーシップの場面では、それが障害になることもあるのです。

婚活では、間違いなく「男性との相互関係」を築く妨げになりがちです。
たとえば、交際中の男性が「自分が必要とされていない」と感じたら?「俺がいなくても、この人は大丈夫なんだ」と思うとしたらどうでしょう?そう、彼は去ってしまい、もっと「女性らしい」人のもとへ向かいますよね。

だからこそ、多くの超がつく自立女性が「結婚できない状況」に陥ってしまうのです。

でも、ここで誤解しないでほしいのは、「女性らしくなれ」とか「男性に従え」と言いたいのではありません。大切なのは、「私は自立している。そして、愛されることもできる」という、新しい視点を持つことなのです。

「あれか、これか」「依存か自立か」ではありません。現代女性の多くが今も、「仕事を取るか、結婚を取るか」「やり甲斐を選ぶか、女の幸せを選ぶか」などの二者択一のワナに捕まっています。(因みにこの二者択一思考の原点は、フロイトの説によれば、幼い頃の愛着の「母か父か」問題で、「母を取ると、父は去る」という刷り込みがある。)



第2章:「結婚できない」自立女性〜5つの理由と改善策


ここでは、婚活においてつまずきやすいポイントを整理し、具体的な改善策を提示します。

ぜひ、自分に当てはまる「結婚できない私」の要素を見つけながら、少しずつ実践していきましょう。


1. 高収入の男性を求めすぎる


問題点:

  •  年収600万円以上の男性が全体の2割しかいないため、対象が狭くなる
  • 自分と同等以上の収入を条件にすると、さらに対象が少なくなる


改善策:

  • 「パートナーシップは経済力の合算」と考える
  • 収入面のみにフォーカスせず、価値観やライフスタイルの「共同創造」を意識する
  • 「私が築く家庭にふさわしい相手か?」という観点で選ぶ


 2. キャリア&上昇志向が強すぎる


問題点:

  • 仕事優先で結婚の優先順位が低くなりがち
  • 競争的な姿勢が交際にも影響し、相手と対等ではなく優劣を意識してしまう


改善策:

  • 「競争」ではなく「共創」を意識する
  • 仕事と交際のバランスを考え、「心を緩める時間」を作る
  • 相手とキャリアの未来を「共同創造」する意識を持つ


 3. 「高嶺の花」で敬遠される


問題点:

  • 美人&優秀すぎることで「高嶺の花」と思われてしまい、男性が引け目を感じる
  • クールな印象が強く、「手が届かない」と思われることがある


改善策:

  • 外見の魅力を「壁」ではなく「架け橋」に変える
  • 積極的に話しかけたり、笑顔を増やして親しみやすい雰囲気を作る


 4. プライドが高く甘えられない


問題点:

  • 「頼ることが苦手」「お願いすることができない」ため、男性が「俺が必要とされていない」と感じてしまう
  • すべてを自分でやろうとすることで、「ふたりでいる意味がない」と思われる


改善策:

  • 「頼ることも強さの一つ」と考える
  • 男性に小さなことでもお願いして、「助けてくれてありがとう」と感謝を伝える習慣を作る


5. 超自立志向で隙がなさすぎる


問題点:

  • 精神的にも経済的にも自立しすぎていて、男性が「自分の入り込む余地がない」と感じる
  • 推し活などの趣味が充実していて、男性が「この人は俺がいなくても大丈夫」と思い、結婚にまで発展しにくい


改善策:

  • 「完璧でなくてもいい」と自分に許可を出す
  • 男性に「支えたい」と思わせる隙を少しだけ作る





第3章:「結婚できない」自立女性から抜け出すための3つの鍵


鍵① 自立 vs 共同創造


人間関係には「依存(過度に頼る)」「自立(完全に自己完結する)」「共同創造(お互いに影響を与えながら成長する)」という3つのフェーズがあります。

現代の女性たちは、かつての「依存」から抜け出し、「自立」へと大きく舵を切りました。

しかし、その過程で「他者とともに何かを創り上げる」という視点が抜け落ちてしまい、必要なスキルが育たないことがあります。

婚活で求められるのは、まさに「共同創造」のフェーズです。


あなたは「自立女性」であることを誇りに思っているかもしれません。でも、自立と孤立は違います。

「私はこの自分を受け入れながら、どう魅力に変えていくか?」


たとえば、

・誰かに頼ることは負けじゃない」

・ふたりでいるからこそ生まれる幸せがある
・結婚は人生の制限ではなく、新しい可能性を広げてくれるもの

結婚は、依存でも、孤立でもなく、「共同創造」なのです。


鍵② 思考の転換〜「隙」を作る勇気


男性は、女性から「俺が必要とされている」という実感を持ちたい生き物です。だからといって「女性らしさを取り戻せ」と言いたいわけではありません。

あなたが何でもできる自立女性だからこそ、「ちょっと助けて」「力を貸して」というだけで、相手の心を惹きつけることができるのです。


たとえば、

  • 「仕事で忙しいから、今日のディナーのお店を決めて予約しておいてくれる?」
  • 「このペットボトル、開けてもらっていい?」
  • 「スマホの設定、ちょっとわからないんだけど、今度教えてくれる?」

こういう何でもない小さな頼みごとが、男性の「支えたい」「必要とされたい」という承認欲求をくすぐるのです。


鍵③ 「アニムスを味方にする」


自立女性のあなたの中にあるアニムス(男性性)は、強さ・決断力・知性という素晴らしい特性をもたらしてくれるもの。それを無理に「抑える」のではなく、「どう活かすか」を考えることが大切です。


  • 「私は強い。でも、同時に優しくもなれる」
  • 「私は理性的。でも、感情も大切にできる」
  • 「私は自立している。でも、共に生きることもできる」


こうした視点とマインドを持つことで、婚活の場でもあなたらしい魅力が輝きます。

自分の持つ力を否定するのではなく、異なる場面でどのように活かせるかを考えることが、より豊かな人間関係にもつながります。

「結婚できない私」の解消には、この視点が大事なのです。

では次に、あなたが望む結婚生活とはどんなものでしょう?

結婚した未来の自分を、あなたはどのくらいリアルにイメージできているでしょうか?



第4章:結婚している未来の私」を想い描いて見る


今、少し想像してみてください。あなたが結婚していて、理想のパートナーとともに暮らしている姿を。
仕事からか帰ったら、「おかえり」と迎えてくれるパートナーの声がする幸せ。
週末には一緒に料理をしたり、買い物に出かけ、お気に入りのカフェでくつろぎながら将来の話をする。


偶には、ふたりで小旅行を計画し、地元の料理に舌鼓を打ち、温泉で癒され、冒険を一緒に楽しむ、満ち足りた想い出作り。
悩みをひとりで抱え込まず、パートナーと共有できる安心感。

「もう一人で頑張らなくていいんだ」「私はこの幸せを体験するために、今日まで頑張ってきたんだ」と心の底から思える瞬間がある。


その未来を、今のあなたは「遠い話」と思うかもしれません。でも、その未来は、あなたが選択すれば皆、手に入るものなのです。

あなたの心に響く、あなたが一番欲しいものは、次のうちなんですか?順番をつけましょう。


・仕事を続けながらも、お互いのキャリアを尊重し、サポートし合える関係。

・何か問題が起きたときも、一人で抱え込まず、パートナーと一緒に解決できる。

・守ってくれる強さだけでなく、日常生活に安心感や潤いと癒しをもたらすパートナーシップ。

・「私がすべてをこなさなければならない」というプレッシャーから解放される喜び。


そんな未来を手に入れるために、今の「結婚できない」自分をどう変えていくか?

婚活は、単に「結婚するための活動」ではなく、未来の自分を育てるプロセスです。この考え方があなたを、婚活疲れから救ってくれる最高の処方箋でもあります。






第5章:まとめ〜「結婚できない私を卒業し望む幸せの形を手に入れる


人生とは、誰とどのように生きるかによって大きく形を変えるものです。
あなたがこれまでに築いてきた強さや知性、努力。それらは決して否定されるべきものではなく、むしろあなた自身の素晴らしい魅力です。

しかし、それを活かしながらも「一人で頑張り続ける人生」ではなく、「対等な関係性で支え合い、共に成長する人生」を選ぶこともできるのです。


「結婚できない私」から卒業する3つのポイント:


  • アニムス(男性性)を受け入れることで、自分の強さを誇りに思う
  • アニマ(女性性)を意識することで、パートナーシップを育む
  • 「共同創造」の視点を持ち、スキルを磨くことで、より良い関係を築く


理想の結婚とは、単に素敵なパートナーを見つけることではなく、「あなたがどんな人生を生きたいのか」を選び取ることです。

あなたの未来は、あなた自身の選択によって形作られます。たとえ今、婚活に疲れたり、自分に自信を持てなかったりしても、大丈夫。あなたの中には、すでに素晴らしい経験の蓄積と可能性が詰まっています。


これからの人生を、「誰かに依存するのではなく、また孤立でもなく」、共に築き上げるパートナーと歩む未来を想い描いてみてください。

結婚は「ゴール」ではなく、「より充実した人生を創るプロセス」です。


「結婚できない私」を卒業し本当に望む幸せを、自分の手で掴むために、今日からできることを始めましょう。


  • 自分の価値観を見つめ直す:
    どんな結婚生活を送りたいのか、理想のパートナー像を具体的に描いてみましょう。
  • 積極的に出会いを増やす:
    婚活の場に足を運び、新しい出会いにオープンな気持ちを持つことが大切です。
  • 自分の魅力を磨く:
    外見だけでなく、内面的な成長にも目を向け、自信を持てる自分を作りましょう。
  • パートナーシップの在り方を学ぶ:
    恋愛や結婚におけるコミュニケーションのスキルを高め、相手との関係をより深いものにしましょう。


小さな一歩が未来の大きな変化につながります。

未来の自分を変えるのは、今日のあなたの選択次第です。

どんな結婚をしたいのか?それを決めるのもあなた。


今から、自分に合った幸せの形を探し、一歩ずつ進んでいきましょう!
その一歩を、今日ここから始めて見ませんか。




(婚活メンター・ひろ)




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