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投影とは何ですか?またどうすれば投影しなくなりますか?

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心理学で、「投影」とはどういう意味ですか?


投影とは、ジークムント・フロイトが提唱した防衛機制の1つで、「受け入れられない自分の感情や不快なもの、あるいは自分の悪い部分などを相手に映し出して、相手が持っていると思い込むこと」をいいます。


これはすべての関係性に起きることなのですが、婚活中の方によくありがちで困った投影は、相手の方の何かが気になり突然嫌になってしまう、いわゆる「蛙化現象」。それまで肯定的に見ていただけに自分にも相手にもがっかり…。


でも、大きな理由がなければないほど自分を責めたくなるし、我慢できるほど落ち着いて冷静ではいられないのです。何かが自分の中で起きて、恐ろしく拒絶している…


これがをお相手のせいだと思ってしまうのは無理はありません。婚活だと「さっさと終了して次!」です。ただ、何回かお会いしているのに、同じようなことが繰り返されているようなら…これは「投影」かもしれません。特に、ひどい嫌悪感をシャドウと言います。


さて、この状況を乗り越えるには?

「相手を挿げ替えるだけでは解決しない…!」と思った方は、下記の方法があります。



投影を取り戻す実習があります。

ここでは、私たちがよく実習する一番簡単なやり方をご紹介します。


「あの人は○○だ」、と3つくらい挙げて、主語を「私は」に置き換える。


例えば「あの人はだらしない」と自分が感じていたら→「私はだらしない」となります。


パターンA

「なるほど!私は、だらしない自分を見たくなかったんだ…」と気づく場合。


パターンB

「私はそれほどだらしなくない!そのために必死で片づけしている!そんなこと言われるのは心外だ!」と感じる。


その場合は次の質問に進みます。

「もしかしたら、だらしない自分を認めたくなくて、頑張って目をそらしていないだろうか?」と。

YESなら、そのことを受け入れ、自分を許しましょう。


パターンAでもパターンBでも、自分を許し受け入れることです。

心から自分自身の認めたくないネガティブな要素をありのまま受け入れることができれば、婚活や恋愛のお相手を批判や非難をする気持ちが減り、同じように許し受け入れることができる可能性が生まれます。*実習のデモを記載したブログはこちら


*投影の実習をはじめ、心理学的なセッションはセラピーの要素が多く、イメージワークで体感することが大事です。頭でわかっているだけではセッションはできません。興味がある方は 無料体験のメンタリングセッションを申し込んでくださいね。