第111号「競争を超える。」


~~~~まぐまぐ殿堂入り~~~~~~~~~~~~
永遠のパートナーをゲットする78の秘訣!
 3月24日(月)      第111号
     「競争を超える。」
癒しと出会いのリアルラブ http://www.reallove.to/
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皆さん
こんにちは!湯田佐恵子です。
桜がいよいよ咲き始めました。

この時期は送別会やら終業式やら、何といなくさびしい一週間ですね。
好きなテレビ番組も終わりますし。(笑)

朝のNHKの連続テレビ小説、
「ちりとてちん」もいよいよ今週でおしまい。

この話って、クラスに同姓同名の女の子がいたため、
A子、B子とあだ名をつけられ、その時から
「自分はいつもA子の影のような存在」として
自己嫌悪ばかりの毎日を過ごしていた主人公の物語。

「必ずA子には負ける!」という悔しさばかりが気になって
A子が自分を本当の友達だと思っていたことにずっと気づかなかったり…。

で、この朝の連ドラにはあまりない主人公の卑屈な感じ方が
「わかる!他人ごとではない」、として
ある種の人たちからかなりな熱狂的ファンを作ったらしいです。

かくなる私も一時期とても他人ごとではありませんで
「う~ん、わかるわかる!」と、どじな主人公と
同一化しておりました。(笑)

そんなこんなで、
今日は「競争」をテーマに行ってみたいと思います。(笑)


案外、いろんな局面で人は「競争」しています。

ま、「競争好き?」といわれると、「競争は嫌!」
と答える人のほうが少なくないでしょうが。

私も同感です。
だって、「負けるといたたまれない」んだも~ん…ね。
競争したら「勝たなくては!」と過剰に思うという傾向があるらしく
負けるとつらすぎる。

あ~、我ながら実に癒されてない(笑)

ほんと、皆さん案外気づいていないだけで
そういう、秘めたる勝気な人は多いですよ。

でもそれ自体は、決して悪いことではないですよね。
だって、そのガッツで、必死で努力するような向上心につながります。

いろんなところで競争をしていくことで、今まで考えられないような
すばらしい新たな記録や発見、発明が生まれます。

社会全体を大きく進歩させていく原動力になっていっていますよね。
これって大きな視野でみると競い合う形の「共同作業」ですよね。

金メダルを取った時の高橋尚子の弁みたいに
先に走ってくれている人が「自分を引っ張ってくれている」と感じられれば
「ともに一緒に闘う仲間」としてエールを送りながら、
勝ち負けを楽しむことができるのです。

すばらしいですね。人類の歴史は競争なしには、
前に進まなかったといっても過言ではありません。

では競争することが、すべてよいかというと、
もちろんそんなことないですよね!


目先の勝ち負けに囚われて
自分自身の本心がいま一つわからなくなってしまいます。


結局、自分自身を必要以上に追い立てるために私たちは競争を使いますよね?
「信頼」とは対極の方向にありそうです。


男女関係における「競争」は
たとえばどちらが家事や育児をよりたくさん行うかとか、
どちらがお金をたくさん稼ぐか、という生活の中の瑣末的出来事だけじゃなく
交際中なら、どちらが電話するかとか、どちらがたくさん愛を伝えるか、とか
さまざまな現象で引き起こしますよね。


そして、よくありがちなのは互いの価値基準の競争なんですね。

片方は「倹約」という競争をしているのに、
もう片方は「いかに楽しくお金を使うか」という競争をしていたり、
片方が「甘え合うことが幸せ」と強く思っているときに
片方は「自立することこそが互いの人生の責任が取れる」と感じ、
互いの主張を水面下で競い合うのです。

そうなると、本当はもっと仲良くしたいのに、えんえんとその競争に
時間をかけちゃったりして、なかなか幸せになりません。

昨日終わった日曜劇場「佐々木夫妻の仁義なき戦い」などは
パートナーシップにおける競争の典型でしたね。
(今日はテレビの話ばかりです。笑)


…大事なことですが

競争で勝っても、うれしいのは瞬間だけ。
相手を負かして自分だけが勝って本当には幸せではないですよね?


ああ、でも競争って、そもそも一体なんなんでしょう?

少なくとも私たちのもともと持っている本質が
生み出したものではなさそう。

だって、勝っているときには気分が高揚していいけれど、
負けると…

そう、先ほども書きましたが「いたたまれない気分」です!

何か、とても「痛み」が伴っていますよね?
もしかしたら、「過去の満たされない思い」が疼いているのかも?


もちろん過去の体験は人それぞれでしょうけど、
二人の関係を、悪い意味でどんどん
不自然にしてしまうのは、この競争の威力みたいですね。


私たちは、関係のなかに「何かが足りない」と感じたとき、
「自分は十分にやっているけど、相手はやってない!」と
思いこんでしまいますよね。

でも「足りない」と感じているのは、もしかしたら
自分の「過去の痛み」ってことですよね…。

言い方を変えると、「足りない」と思った人は、
そのことの大事さをよ~く知っているんですよね~。

つまり日曜劇場の佐々木家で言ったら、
ご主人の側が部屋の掃除の大事さを
よおく知っている、ということですね。(笑)

こういうことを辛抱強く、前向きにコミュニケーションして行くと
お互いの主張が、二人にとって共有でき、
相手の言わんとすることがとても大事なことだと
気付いていきます♪

競争を手放して、相手のいうことを信頼し受け入れていくと、
自分にとって必要な気づきに逆に加速がかかります。

相手を負かすのではなく、「共に勝つ」。
これこそ幸せへの道ですね。

最後に独身の方へ。

自分より先に結婚が決まった同僚のことを、
悔しいとか、ジェラシーとかそういった痛みを超えて、
しっかり相手を承認し、祝福しましょう。

自分より先を走るランナーは、
自分を引っ張ってくれているのです。

ありがたいと感じそのあとをついていくことで
結婚をゲットすることも可能ってことですね!


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★自分探しと恋愛講座★


「競争を超えて」

自分と誰かとの関係を見直してみましょう。
その方との関係のなかに何か足りないものが感じられますか?

あなたの周りの人間関係がもっともっと安心感と
楽しさでいっぱいになるかもしれません♪

日時:3月26日(水)7時半~9時
場所:シダックスカルチャークラブ国領店
http://www.reallove.to/seminor_enia.html

料金:初回525円二回目から2625円

★自分を好きになるエニアグラムワークショップ★

日時 4月10日(木)7時
場所 恵比寿区民会館
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kmkaikan/km_ebisu.html
料金 一般 2000円 会員 500円

○お問合わせ、ご予約は下記
http://www.reallove.to/contact.html


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