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エニアグラム

性格のタイプ 「エニアグラム」とは・・・

エニアグラム

「どうしてこうも自分は人と違って社交的になれないのか」「細かいことを気にしすぎる」など、自分自身の性格について悩んだことはありませんか?9つの性格=「エニアグラム」は、自分自身でどうしようもない行動の癖や、囚われてしまいやすい感じ方、考え方に対してその痛みのルーツを発見でき、ありのままの自分自身を受け入れやすくしてくれます。

「エニアグラム(enneagram)」とは、そもそも円周を九等分して作図されている上記の図形のことを言います。円周上の九つの分割点に1から9までの番号があり、3-6-9の点は正三角形、さらに1-4-2-8-5-7の点が直線で結ばれている図形です。この図形自体が神秘性を持ち、1-4-2-8-5-7は、1を7で割って得られる循環小数0.142857142857...に、また3-6-9は1を3で割って得られる循環小数0,333...に対応しています。

「エニアグラム」という語源はギリシャ語です。「9」という意味の「エニア」、「図形」という意味の「グラム」、つまり「9つの図」。この図形を使い、人間の「行動の動機」によって9つに分けた性格分類のことを、エニアグラムといいます。性格タイプとして作られたのは1960年代になってからのこと。エニアグラムは古代からの智慧の上に現代の英知を合体させている普遍的で新しい自分発見のツールです。

自分自身の本質は、すべてにつながっていて素晴らしいもの。 もともと、人はその本質を輝かせて、ありのままの自分自身で生まれてきます。ところが生まれた後、さまざまな体験をし、自分自身の本質で生きることに根元的な怖れを生じ、そのために何とか身を守りたいと、根元的な欲求が生まれます。 根元的欲求は、自分と社会(主には親や兄弟)との関係の中で、何とかそこに適応させたいと自分自身を危険から守るために無意識の動機を生み、決まったあるパターンを生み出し、それが習慣化されていきます。これが私たちの「性格」です。

自分の性格を受けいれることができると、人と自分は違っていていいのだとわかり、私たちに「ありのままの自分で充分だ」と感じさせてくれます。まるで経絡=心のツボを押されたかのように、ちょっとした痛みと共に癒しや笑いが起こり、自分と相手との距離がわかってきます。

各タイプにおける本質&、無意識の根元的な怖れと根元的欲求・動機

(ドン・リチャード・リソ&ラス・ハドソンの記載から抜粋)

タイプ1 「改革する人」

本質=平静、高潔
根元的怖れ:自分が悪く、堕落し、よこしまで欠陥があるのではないか
根元的欲求:高潔でありたい 
動機:自分なりの基準で間違いのないことをしたい

タイプ2 「人を助ける人」

本質=謙虚さ、無私の慈悲心
根元的怖れ=自分が愛されるにふさわしくないのではないか
根元的欲求=愛されたい
動機:人の役に立つことで愛を得たい

タイプ3 「達成する人」

本質=正直、正しい自己愛
根元的怖れ=自分に価値がないこと、本来価値を持っていないのではないか
根元的欲求=価値のある存在でありたい
動機:成果を出して称賛を浴びたい

タイプ4 「個性的な人」

本質=心の平静、創造
根元的怖れ=自分らしさや個人としての存在意義を持っていないのではないか
根元的欲求=自分自身でありたい
動機:自分らしさを表現することで感動したい

タイプ5 「調べる人」

本質=無心、洞察
根元的怖れ=役に立たず無力で無能なのではないか
根元的欲求=有能でありたい
動機:情報を分析し本質を見極めたい

タイプ6 「忠実な人」

本質=勇気、自己信頼
根元的怖れ=ささえや導きを持てず、対処できないのではないか
根元的欲求=安全でありたい
動機:責任を果たすことで仲間として認められたい

タイプ7 「熱中する人」

本質=満ち足りている、感謝
根元的怖れ=必要なものを奪われ、痛みから逃れられないのではないか
根元的欲求=幸福でありたい
動機:いろいろな可能性に挑戦して楽しみたい

タイプ8 「挑戦する人」

本質=無邪気、度量のある
根元的怖れ=他人に傷つけられ支配されるのではないか
根元的欲求=自分を守りたい
動機:影響力を行使して存在を感じたい

タイプ9 「平和をもたらす人」

本質=自発、不屈
根元的怖れ=つながりを喪失し、分裂するのではないか
根元的欲求=平和でありたい
動機:他者と融合することで平和な気持ちでいたい

「本能のタイプ」とエニアグラムの関わりについて

エニアグラムの大きな貢献は、9つの性格タイプだけでなく、人を深いところでつき動かす根本的エネルギーとして、「3つの本能」の働きを説明していることにあります。
「自己保存的本能」・「性的(魅了)本能」・「社会的(適応)本能」の3種類です。
誰もがこれら3つの本能のすべてを生まれもっているとはいえ、その内のどれがもっとも優勢するかにより、その人の価値観やライフスタイル、キャリア選択、対人関係のパターンや相性などが決定的な影響を受けます。

そして性格タイプの主な特徴は、その人の優勢する本能の領域にもっとも表れます。たとえば、タイプ1の傾向性は、優勢する本能により、自己保存的領域、性的領域、社会的領域のいずれかの領域に表れます。そのため、同じタイプでも、優勢する本能の違いによって特徴の表れ方が異なります。また、3つの本能の内、もっとも意識化しにくい本能は、盲点として私たちの可能性を制限する、人生上の大きな課題となります。

私たちが性格タイプのとらわれから自らを解放するためにすぐできることのひとつは、3つの本能のバランスが取れるよう、取り組むことです。自分が特定の本能のニーズにエネルギーを注ぎ込み、別の本能のニーズを無視していることに気づくことで、バランスがもたらされ、より深い、本質的な生き方が可能となります。(エニアグラム研究所の記載から抜粋。 )

あなたの本能のタイプがわかる!オリジナル結婚診断

リアルラブのブログ「ありのままの自分自身を好きになる」に、エニアグラムタイプ別診断もあります。

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